ディレクター

敏腕ディレクターにして、筋肉を研究しているフードクリエイター!?

ユーザーサービス企画部部長 田中 陽次

ユーザーサービス企画部部長 田中 陽次 (Yoji Tanaka)

■プロフィール
福井県出身。
関西の大学を卒業後、1年間休学して社会人生活を送ってから大学院に進学。筋肉と代謝についての研究を経て初の総合職新卒社員としてクックパッドへ入社後、一貫して買物情報事業に携わりトクバイへ転籍。1年目から企画部のリーダーを務め、現在は部長職を担当している。趣味はプロ級の腕前である料理を誰かにふるまって、喜んでもらうこと。

映画監督を目指して入学した大学で、筋肉の研究を始めた学生時代

元々は映画監督になるのが夢で、映画について学べる環境があった京都大学へ進学しました。ただ、事前にちゃんと調べておけって感じなんですが、「監督になるには」みたいな内容ではなく、映画から当時の文化背景などを考えるという内容の講義がメインでした。「これは求めていたものとは違うな」と思い、新しく自分が興味を持てるものを探して、筋肉や代謝について学べる研究室を見つけました。僕、小さい時に太っていて自分の身体にコンプレックスがあった時期があったんですよね。それを改善しようと思って自分で当時から色々調べたりしていたんです。学んでみると身体って本当に面白くて、人体ってまだ良くわかっていないことがたくさんある。ただその中でも、確実に因果関係が存在していて、「こうすればこうなる」と分かるものを深めていくのはとても面白かったです。 筋肉についての研究を続けながら、大学の部活ではラクロス部に入っていました。最初は選手だったんですけど、トレーナー職に興味を持って、2回生の時に自分でトレーナーというポジションの立ち上げに関わりました。病院の先生と相談しながら選手のリハビリプログラムを計画・実行したり、選手がベストな状態で戦えるようにトレーニング・コンディショニングをするのが主な仕事です。黎明期は僕ともう一名外部のトレーナーの方だけだったんですが、そのあとトレーナー職はその部活で代々受け継がれるポジションとなり、いまは部員100名強に対し、10名以上もいるらしいです。

大学を卒業後、研究職に就こうと考えましたが、学部生の時は部活ばかりで視野が狭くなっていたし、アカデミックな分野に行くにしてもビジネスの経験はしておいて損はないなという思いが生まれました。そこで、大学院に行くことは決まっていたのですが、一度休学してインドや国内で、インターンシップを約1年経験することにしました。その時に経営やインターネットに興味がわいて、就職活動では「経営」「デザイン」「テクノロジー」の3つの輪が重なる企業や仕事を探しました。外資系コンサルティング会社や消費財メーカーと迷いましたが、自分にとってその3つの輪の重なりを一番感じたクックパッドへの入社を決めました。

買物情報事業部で、ハードな新卒時代を送る

クックパッドに入社してからは、ずっと買物情報事業部(現トクバイ)に所属しています。当初は特に希望したわけではなく、たまたま配属が今の部署だったんですけど、とにかく最初から業務がかなりヘビーでした(笑)。僕はディレクター職として配属されたのですが、しょっぱなからmoible web版の特売情報の全面リニューアルという、新卒の自分にとってはかなりハードルの高い仕事を任せてもらえて。もちろん右も左も分からなかったので相当苦労しましたけど、鍛えられましたね。 そのあと数か月の新卒を対象とした技術研修でエンジニアリングを学んで、再度買物情報事業部に戻ってきたという流れです。ほかの事業部に行ってみたいと思うこともありましたが、各部署の部長さん達に話を聞いたり、いろいろ調べてみると自分の将来チャレンジしたいことに一番フィットする環境がこの部署だったんですよね。

トクバイの良さは、データドリブン・開発スピード・ヒト

いま担当しているのは、企画部のマネジメントと、開発ディレクション・外部パートナーとのアライアンスです。ずっとこの環境にいるので他の会社のことを詳しく知っているわけではありませんが、トクバイで仕事することの面白さで断言できるのは「データドリブン」な環境だと思います。普通、ディレクターとか企画部門の人間は積極的にSQLをたたいて分析をガリガリやったりしないと思うんですけど、トクバイでは基本みんながそのスタイル。もちろん、「こうあるべき」という思いベースでの起案も大切にしますが、「この施策は本当にユーザーを増やしうるか」「この施策の効果は何によって定量化できるか」みたいに、ファクトとデータを大事にしながら生活者やクライアントにとって本当に支持されるものを作っていこうという文化あります。

開発スピードがクックパッドのほかの事業部に比べて早いのも、良いことだと思います。特売情報(現トクバイ)はクックパッドの新規事業だったので、今あるサービスを壊さないように慎重に開発を進めるというより、もちろんユーザーやクライアントに迷惑はかけないように配慮したうえで、少し粗削りでもスピード感をもって機能をリリースする文化がありました。そうやって、考えて、学んで、改良して、の繰り返しをたくさん経験できますね。

あと、トクバイは個性的で尖っている人が多い。全員「この人といえばこの特徴」といえる何かを持っているのが良いですね。でも、その尖っている人たちが一緒になることで球体になって上手く転がれるというか、そんな感じがします。みんな仕事に対してはプロなので、意見を厳しく交し合うこともありますが、本当に良いサービスにするにはどうすればいいのか本気で話し合っているのですごく刺激的です。

小売業界に「うねり」を生み出した印象的な仕事

自分が担当した仕事で、今までで一番印象に残っているのは、「このお店のここが好き」という機能をリリースしたことですね。この機能は生活者が普段行く店舗に、感謝の声を伝えることができる、良い口コミを集める機能です。開発のきっかけは、新しい企画を考えている時に「生活者って店舗に感謝の気持ちを届けられる場所がないよね」「店舗に感謝の声が届けば、お店の人は嬉しいんじゃない?」という会話でした。一度実験的にやってみようとなり、一部のクライアント店舗を対象にミニマムで機能リリースをしてみたところ、自分たちが予想していた以上の口コミが集まって「これはいける!」と思い、全面リリースに踏み切りました。でも実は、そのまま上手くいったわけではなくて、開発が完了していざリリース!という段になってクライアントに告知すると「ネガティブな口コミが集まりそうでいやだ」「クックパッド(現トクバイ)に期待しているのはそういう動きじゃない」 「ネガティブな口コミに対応するのが手間だ」 のような批判のお声がたくさん集まってしまいました。 小売店って、普段は店舗のご意見ボックスにクレームばかり集まってしまう環境にあるので、そのイメージがどうしても強かったんだと思います。でも、この機能はすごく良い結果になるだろうという確信があったので、良い口コミを投稿したくなるような機能名(このお店のここが好き)に変更したり、UIの工夫をしたり、クライアントの工数が最小になるような仕組みにしたり、工夫を凝らしてなんとかリリースにこぎつけることができました。リリースして1年半ほどですが、今では多くのクライアントに関心を持っていただけるようになり、価値を感じてくれるようになりました。小売業界に新しい「うねり」を生み出せたな、と嬉しい思いでいっぱいです。

毎日の生活になくてはならないサービスへと成長させたい

トクバイに転籍するかどうかの決断をするときは、例えば他のベンチャー企業に行くとか、そういう選択肢もありましたけど、このサービスを中途半端に放り出すのが嫌だったんですよね。単独のビジネスとしてはこれから、という段階だったのでもっと成長させたいという思いが自分の中で一番強くって、その思いを大切にしてトクバイに転籍することを決めました。これからは、会社としても独立したので、今までできなかったような大きなチャレンジをもっと経験したいですね。トクバイほど多くの小売店の方と買い物をする生活者と直接つながっているサービスは他にないと思うので、その強みを活かして、ユーザーの生活に無くてはならないサービスに成長させていきたいです。

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